「いつび」から

東京の下町に工房を構え、ゆるゆると織物を織っています。
制作しているのは概ね「ストール」。
和でも洋でもない、「いつび」らしい作品を求めて、一人で気ままに。
そんな「いつび」の織りと色の世界を楽しんでいただきたいと思います。

2020年3月26日木曜日

2020年お花見

2020年、オリンピックも1年程度延期となり、新型コロナウィルスの流行で春のイベントは中止が相次ぐ中、東京の桜の名所である上野公園や目黒川、隅田公園等は避け、人出が少なそうなところを選んでのお出かけ決行。
何処かというと、江戸のはずれの品川宿です。東京湾からカナル(運河)が引かれ、景観もよろしいが、あまり人は出ない地域。
東京海洋大学のキャンパスを抜け、天王洲アイル方面を目指して歩く。ハーバーに隣接したカフェでランチ。その後は、開業したばかりの「高輪ゲートウェイ駅」まで歩いて帰途に就きました。穏やかな春の一日。騒がしい世の中から、ちょっとだけドロップアウトした時間でした。

東京海洋大学キャンパス。
初めて足を踏み入れました。






海洋大学ならでは・・・練習船が残されています。






大きなフェニックス・・・ここは日本??といいたくなるような・・






ここはもう天王洲アイルです。向こう岸はこじゃれたカフェや倉庫・・






ハーバーにあるブリュワリーでランチ。
オープンテラスなので、コロナも大丈夫かな?





帰りは、新駅「高輪ゲートウェイ」を目指す。周囲はまだまだ工事の真っ最中でしたが、新しくて綺麗な駅。





ゴール!!
楽しい一日でした(*^^*)

2020年3月19日木曜日

試作品

4月から、カルチャーセンターで講座を担当することになり、そのための試作品を織っています。センターからは、4月からなので、春夏もので・・・というお話を頂いて(というか、これから織るならウールはちょっと暑いですものね)いるもので。
綿ネップ糸で最初の試作品を作ってみましたが、ちょっと厚ぼったい・・。
綿麻レーヨンのスラブ糸で、次の試作品制作。これ、良さそうです。


ピンク系と白い糸、少しだけループ糸を使っています。スラブ糸は、それだけで良い感じの柄感がでるので、面白い。












織り上がりです。












次は色違いで。黄色と白のスラブ糸と少しのループ糸。










黄色も爽やかで良いですね。









3枚目は、黄色と白のスラブ糸に、ヤマブキ色っぽいループ糸とグリーンのループ糸を入れてみました。








これも、可愛らしい。
4月からの講座は、綿麻レーヨンのスラブ糸と綿のループ糸で行くことに決まりです。











(今日の猫)

春めいてきて、陽だまりでまったり寛ぐリサ




2020年3月5日木曜日

3月スタート

2020年3月になりました。
春ですが寒い日もあり、とはいえ私にとっては特別な日が続いています。
2月末で長くお世話になった会社から離れ、単独で社会と接する生活に入りました。
まだまだ引きこもり生活という気にもなりませんから、これまでと形を変えた社会との関わりを探っていきたいと考えています。


コロナ騒ぎでどうなるかは不明ですが、4月からスタート予定のカルチャーセンターでの「機織レクチャー」試作品。
コットンの糸で。これで決まり・・というわけでもないのです。他の糸でも試作品を作ってみようと思います。



こちらは、レラ・オ・レラで制作中のもの。写真では見えませんが、ラメ糸を使ってリネン・ウールの糸で、春夏もののストールを織っています。











(今日のおまけ)


「桃の節句」今年も出ました!
お雛様です。