「いつび」から

東京の下町に工房を構え、ゆるゆると織物を織っています。
制作しているのは概ね「ストール」。
和でも洋でもない、「いつび」らしい作品を求めて、一人で気ままに。
そんな「いつび」の織りと色の世界を楽しんでいただきたいと思います。

2020年9月22日火曜日

菱斜文織(習作)

 今回は、斜文織の中から「菱斜文織・バリエーションのひとつ」。前回のスノーフレークよりはすっきりとした柄なので、綜絖通しさえ正しく出来ていれば結構すいすいと織ることができます。とか言って、実は綜絖通し、初っ端から間違えて最初からやり直ししたのですが・・・(汗)!何事も経験です。


糸は、カシミヤ。経糸は黒、緯糸は臙脂。








組織図。踏み方を変えて、違う柄も試そうかと思ったり・・・どうしようかな・・・









まだ完成していません。

出来上がって、縮絨したら再度掲載します。

2020年9月10日木曜日

秋のワークショップ(テーマ)

 もう9月に突入しましたが、9月13日から秋のワークショップが始まります。使う糸は、シルクウールの糸。テーマは、「デザインする」です。

14色の糸から、3~4色を選び、色の組み合わせをデザインしながら織り進めるという楽しい時間です。サンプルが完成したので、ご参考まで。


プチ・レラ(卓上機)に掛かっているときの写真。

私は、こげ茶とローズとグリーンの3色で織ります。








織り上がり。好き勝手にデザインした結果がこれ!!

最初からあまり考えずに、その時その時の感覚で織って行きました。









秋のコートに似合いそうなストールとなりました。




2020年9月5日土曜日

斜文織から

組織図とにらめっこしながらの2枚目。前回は、黄色と赤というとんでもなく派手な組み合わせで斜文織りの習作を織りましたが、今回は、カシミヤの黒とシルバーグレーというモノトーンの糸を使って、斜文織り(応用)のスノーフレークという柄に挑戦です。


機に掛かっている状態







織り上がりました!!間違えないように、注意深く、私にしては時間をかけて織りあげました(笑)






これから縮絨します。

少し小さくなって、更に手触りが良くなるのでしょう。