「いつび」から

東京の下町に工房を構え、ゆるゆると織物を織っています。
制作しているのは概ね「ストール」。
和でも洋でもない、「いつび」らしい作品を求めて、一人で気ままに。
そんな「いつび」の織りと色の世界を楽しんでいただきたいと思います。

2022年5月30日月曜日

5月のワークショップ

 5月29日にワークショップを開催しました。

今回は、藍染の糸を使って夏向きのストールを織るのがテーマ。

参加者は、ベテランの方たちなので、それぞれが趣向を凝らして挑戦してもらうことに。(ということにして、サンプルなし!!でトライしました)


色々なタイプの糸(太さも形状も)で織ります。






経糸張りスタート。

ここまでに、どんな風に経糸を組み合わせるか悩みました・・・・





張り始めれば、割とスムーズに進みます。









織り始めました。細い糸太い糸で経糸を張り、緯糸は細めの糸を入れていきます。打ち込まないようにして、涼しげに。






藍の色が夏らしく、合わせたグレーの糸は五倍子(ふし染め)。今回の糸は全て草木染のものです。






織り上がりが楽しみですが、残りはご自宅に持ち帰っての宿題となりました。

完成品はまた後日アップします。

2022年5月16日月曜日

湘南平ハイキング

 5月はお天気が不安定で、早くも梅雨入りの気配が濃厚な日々が続いています。そんな中、5月15日、曇りの予報を信じて「湘南平ハイキング」に参加しました。

全然知らなかったのですが、人気のハイキングルートなんだそう。

大磯駅から旧東海道松並木を抜け、地下道を潜って(線路向こうへ)化粧坂松並木を通って「高来神社」へ。そこから女坂を上り(男坂もあるけれど・・難易度高い?)、高麗山へ。

引き続き歩くと「八俵山」を経由して「湘南平(高麗山公園)」に到着。3時間弱の行程。

本当は2時間ほどなのでしょうが、あちこち引っかかっての行程なので(いつものこと)時間がかかりました。


高来神社







新緑が美しい!







途中、木々の間から湘南の海が見えます。







湘南平。車でも来られるので、日曜日ということもあり、家族連れが結構来ていました。






展望台からの景色(大山が見えています)

展望台に上がると、360度の大パノラマ。

お天気いまいちでしたが、それなりに見事な景色を見ることができました。




山側でパチリ







こちらは海側の景色






雄大な湘南の景色を堪能した後、海方面へと下山。「明治記念大磯邸園(無料)」を見学。

ここは、伊藤博文、大隈重信、西園寺公望、陸奥宗光といった立憲政治の確立等に重要な役割を果たした人物にゆかりのある邸宅等が集中する場所。

昔の有名な政治家たちは大磯の地に邸宅を建てて住んでいたということ????


お屋敷の前で







こじんまりとはしていますが、バラ園にはこの季節ならでは、バラが満開。













「明治記念大磯邸園」を後にして、海へ。







波穏やかで・・・







ひと時を海で過ごしました














帰途に就く前に腹ごしらえ(?)

お蕎麦屋さんで「天ざる」








今回も、盛りだくさんで楽しい時間を過ごしました・・・・

この日の歩数、25,000歩也。

またどこかに行きましょうね!!



























2022年5月7日土曜日

4月のワークショップ

 今頃の話になりますが、4月のワークショップはシルク紬の糸を使って織る!というのがテーマでした。いつもは何かしら見本となるようなものを用意するのですが、4月は全然間に合わず、参加者は見本なくとも夫々素敵な色を組み合わせて制作していました。

私はというと、遅ればせながらワークショップで使った糸で、私なりの作品を織りました。参加者のみなさんに、後付けで披露することになるのかな・・・・


使った糸は、ブルー、黒、アイボリー、ベージュの4色。









経糸、緯糸それぞれ少しずつ変化をつけて凝ってみたつもりなのですが・・・






出る場所で、ニュアンスが結構変わると思います。