「いつび」から

東京の下町に工房を構え、ゆるゆると織物を織っています。
制作しているのは概ね「ストール」。
和でも洋でもない、「いつび」らしい作品を求めて、一人で気ままに。
そんな「いつび」の織りと色の世界を楽しんでいただきたいと思います。

2021年4月30日金曜日

4月のワークショップ

 4月に予定していたワークショップが、コロナ緊急事態宣言発出により中止になりました。5月に延期。5月は安心してワークショップ開催できるといいな~~と思っていますが、まだまだ安心して、というところには至らないでしょうね・・・

次回ワークショップのテーマは、「異なる素材を使って織る」というもの。

ことさら打ち出すテーマでもない・・というのも、結構異素材を一緒に使って織るのはこれまでもやってきたと思うので。でも、今回は初めてワークショップで「ラメ糸」を使用します。

ラメ糸は、伸縮がきかないのと強いのとで、他の糸との相性がどうなんだろう?と思います。特に、今回はコットンとリネンそれぞれ細い糸を使うので、結構難しそうです。


今回は、「白い糸」のみを使用。

サンプル2枚目です。






こちらは、サンプル1枚目。2枚目と何が違うかわかりにくいかもしれませんね・・・








一枚目のサンプルの完成形。






薄くて軽くて(80gくらいしかない)、夏には素敵に使えそうです。

2021年4月15日木曜日

風合い工房訪問

 お天気が微妙ではあったものの、お願いしていた「プチ・レラ(卓上機)」を引き取りに、風合い工房さんにお邪魔してきました。

コロナ禍でもあり、東京は大阪に続いて第4波が恐らく近々やってくるだろうと思うので、今のうち!というのもあり。

生徒さんは2名。それから先生のお弟子さん(?)と都合3名が工房で織りの作業中でした。


いつもながら鬱蒼とした緑の中の工房。

筍が例年よりも早く出ているとのこと。

この時期は、教室に通う方々のおみやげとなるそうで、先生は(恐らく)毎日のように筍を茹でる作業で忙しいのでは??




看板犬のさくらちゃんも元気そう。巻き毛が伸びてました(笑)でも、これくらい伸ばしても可愛いね!









教室風景。蜜なし!!









こちら、生徒さんが制作中のもの。
「二重織り」という技法だそうです(私は未経験)興味深いので写真とらせてもらいました。とても手間のかかる作業。平織2枚を同時に織っていく作業。言うのは簡単ですが、なかなか・・・・





手作りのロールケーキ(小豆)とコーヒーをご馳走になり、筍、夏ミカンのマーマレード(こちらも自家製)を頂いて帰ってきました。