「いつび」から

東京の下町に工房を構え、ゆるゆると織物を織っています。
制作しているのは概ね「ストール」。
和でも洋でもない、「いつび」らしい作品を求めて、一人で気ままに。
そんな「いつび」の織りと色の世界を楽しんでいただきたいと思います。

2020年5月5日火曜日

手紡ぎの糸で織る

現在、自粛しながら様々なことを自宅でやっています。3~4種類のことを平行して(笑)
そんな中、初めて自分で紡いだ糸を使ってマフラーを織りあげました。

使ったのは、この2色。メインはオレンジの方です。染色した羊毛数種類とキナリの羊毛をブレンドして紡ぎました。









プチ・レラ(卓上機)に経糸を張る。
猫がお手伝い。









ザクザクっと織って行きます。あまり柔らかくない糸になってしまい・・・サクサクした感触なので、冬より春くらいの方が使いやすいかも。











完成しました。正真正銘の一点もの。
縮絨して、少し柔らかくなりましたが、さらりとした手触りのマフラーです。












糸から自分で紡いだので、一層達成感があります。
市販の糸に比べると、毛羽立ちやすいし、扱いが(特に経糸)手間がかかるのが難点ですが、次は経糸に糊をつけてみようかと考えています。

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