「いつび」から

東京の下町に工房を構え、ゆるゆると織物を織っています。
制作しているのは概ね「ストール」。
和でも洋でもない、「いつび」らしい作品を求めて、一人で気ままに。
そんな「いつび」の織りと色の世界を楽しんでいただきたいと思います。

2020年5月21日木曜日

コットン・ブークレの糸を使って

少し夏用のものも織りたいなと思い、手元にある糸の中から何故か結構在庫しているコットン・ブークレの糸を使うことに。細いループの糸です。色はどれも(といっても、5,6色しかない)ぼんやりした感じで、ほかの糸の添え糸として買ったものと思います。
今回は、この糸だけで夏用ストールを織ります。

機は「レラ・オ・レラ」。
水色とピンクと薄紫と赤紫の4色。










織り上がり。ピンクが入って優しく華やいだ感じに見せてくれます。
薄く、柔らかい。















2枚目も、同じ糸の色違いで織ることにしました。と言っても、なんだかぼんやりした色味なので、どれを組み合わせても強烈な個性は出にくいです。



こちらは、水色と薄紫と赤紫と白の4色。
ぐっと落ち着いた感じ。











織り上がり。
今度は水色が良い感じでアクセントになっていると思います。









言葉がいまいちですが、1枚目と比べると「重厚な感じ」とでもいうのでしょうか・・・。
ぼんやりした色味などと書きましたが、織り上がってみれば、それぞれがとても微妙なニュアンスを出していて、甲乙つけがたいものとなりました。
四季を通じて活用できそうです。













(おまけ)

うっかり席を空けたら、乱入者!!

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