「いつび」から

東京の下町に工房を構え、ゆるゆると織物を織っています。
制作しているのは概ね「ストール」。
和でも洋でもない、「いつび」らしい作品を求めて、一人で気ままに。
そんな「いつび」の織りと色の世界を楽しんでいただきたいと思います。

2022年4月20日水曜日

藍染の糸を使って

 何年か前に、風来坊さんから購入した藍染の綿糸。ふと思い出して織ることに。この、「織りましょう」という気分は、どこからやってくるのか分からないのですが、いつも”ふと”そんな気分になります。不思議ですね・・・

ずっとウールの糸を使っていたこの冬でしたので、来る夏に向けて気分を変えたかったのかな?


経糸は藍一色。緯糸には経糸で使った藍の糸とむら染めになった糸を交互に入れてみます。






織り上がり。菱斜文織です。

経糸と緯糸を同じ糸で織っている部分も確かに斜文織になっているのですが、肉眼では見分けにくい・・そこがおしゃれ??





巻いてみた感じは、こうなります。









綿糸は、伸縮しないのでウールとはだいぶ織る感覚が違いますが、きっちり織れる感じが良いです。

さあ!夏に向けて、また少し綿糸や麻糸で織りましょうかね。









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