「いつび」から

東京の下町に工房を構え、ゆるゆると織物を織っています。
制作しているのは概ね「ストール」。
和でも洋でもない、「いつび」らしい作品を求めて、一人で気ままに。
そんな「いつび」の織りと色の世界を楽しんでいただきたいと思います。

2022年6月9日木曜日

シルクと手紡ぎ糸(ウール)のコラボ

 梅雨に入り、蒸し暑かったり肌寒かったり、安定しないお天気が続きます。

そんな中、スピンドルで200グラム紡いだ糸(羊毛)を何とかしなくちゃと、昔買ったシルクの変わり糸と合わせてストールを織ることにしました。


スピンドルを使って紡いだウールの糸。紫濃淡、グリーン濃淡の4色を使っています。






シルク糸は経糸に。

結構派手目な黄色をメインに、赤、グリーン、トルコブルーを少々。

緯糸のトーンが暗いので、そんなにド派手なものにはならないでしょう。




織り上がり。







「曲がり斜文織」です。

初めて織ってみましたが、曲線に見え、でこぼこした感じになりました。

経糸に使った黄色いシルク糸の光沢が良い感じで見え隠れしています。




ちょっと綺麗な爬虫類の皮膚みたいです。

(例えがあまり良くないか・・・・)

ずっしりとした重量感のあるストールです。

きっと、冬暖かいかと・・

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