「いつび」から

東京の下町に工房を構え、ゆるゆると織物を織っています。
制作しているのは概ね「ストール」。
和でも洋でもない、「いつび」らしい作品を求めて、一人で気ままに。
そんな「いつび」の織りと色の世界を楽しんでいただきたいと思います。

2023年11月16日木曜日

11月のワークショップ

 あれよあれよ、という間に、今年もあと2回のワークショップを残すのみとなりました。

11月は、近いけれど異なる糸を使って織ってみようかと考えています。

ちょっとした小技も使って・・楽しい織りを。


シルク紬の糸とシルクウールの糸を使って。

経糸はシルク紬で、緯糸にシルク紬とシルクウールを使います。

アクセントに手紬した太目の糸を織り込みます。






こんな手で紡いだ太い糸を使います。







織り込むとこんな感じになります。

2023年10月15日日曜日

9月、10月のワークショップ

 酷暑の8月はワークショップもお休みでした。

英気を養い?9月は特別難しい「三色交差」織りにチャレンジです。

緯糸に三色の糸を織り込んでいく織り方ですが、慣れるまでなかなか難しい織り方です。

とにかく時間がかかるので、9月、10月の2回をかけて織りあげます。


経糸は、青、淡い黄色、赤の三色。

緯糸は緯糸で使った三色にプラス二色の五色を使っていこうかと。





織り上がりです。

沢山の色が入っているように見えます。






手間の掛かる織り。

大変ですが、完成すると達成感がかなりあります!

2023年9月11日月曜日

シルクリネンの糸で(2)

 今年の夏、2枚目のシルクリネン糸を使ったストール。

ブルー系なので、落ち着いた感じに織り上がりました。やはり、風合いも軽さもなんとも言えず良い・・・・









織り上がり。ベージュや薄いグリーンの糸も入れてあるので、複雑な色合い






先に出来ていたピンク系のと並べて。

ほぼ同じ大きさの2枚。

2023年8月17日木曜日

シルクリネンの糸で

 6月、7月のワークショップでも課題にした糸で、幅の広いストールを織りました。ここまで細い糸はこれまでワークショップでは扱ったことがなかったので、最古参のお二人にチャレンジしてもらいましたが、なかなか苦戦。

私は、この糸で織ったストールの手触りと軽さがとても気に入ったので、2本分を整経して、

そのうちの一枚が今回出来上がりました。


ピンク系の色合いです。

6羽の筬を使っています。








織り上がりです。シャキッとしているけれど、薄くて軽くて羽衣のような感じ・・・(80gくらいしかありません)

紗の感じでしょうか?

もう一枚は、ブルー系の仕上がりになると思います。




2023年7月8日土曜日

入谷朝顔市復活

 コロナが一段落して、3年ぶりに「朝顔市」が復活しました。

7月6日、7日、8日の三日間。朝早くから結構な人出。みんな待っていたのでしょうか?あちこちでお祭りが復活して、賑やかさと季節感が戻ったのが嬉しいです。


会場(?)の言問い通り。提灯があげられています。






朝から今年の朝顔の品定め。

クロネコヤマトのお兄さんたちも走り回っていました。





鬼子母神境内にも朝顔を売る店が。

ここで売られている「行燈作り」は、プラスチックではなく本物の竹が使われています。







ビルの谷間に夏祭りの風情が戻り、良かったです・・・

2023年6月20日火曜日

染めた糸を織る

 先日「風来坊」さんの工房に染色体験に伺った時の糸を使って、織ってみました。


整経済。

染め体験で染めた糸は100gで、幅の狭いストールでもちょっと足りない量。手持ちの糸を足して整経しました。







平織りですが、今回はこちらの織機で。









織り上がり。落ち着いた色味のものが出来上がりました。蓬の色が良くでています。







2023年5月16日火曜日

「風来坊」染め工房見学

 5月14日(日)、ワークショップのメンバーをメインに集まった6名で、埼玉県にある「風来坊」さんの工房を訪ねました。

糸の草木染体験・・と銘打っては見たものの、実際は体験ではなく見学に・・・。

初めての方ばかりだったので、とても珍しく、染めのことも詳しい説明をお聞きして、新たな知識を得た一日だったと思います。


シルクの糸を「蓬」で染めます。







良く水につけて









染める準備














蓬を煮出した汁









今回は、焙煎を、銅、鉄、アルミの三種類でやってみます。









藍染もこちらの工房のメインワークです。










染めた糸達。今は持ち帰って自宅で干しているところ。
左から鉄焙煎、アルミ焙煎、銅焙煎
同じ蓬でも、こんなに色が違ってしまいます。