「いつび」から

東京の下町に工房を構え、ゆるゆると織物を織っています。
制作しているのは概ね「ストール」。
和でも洋でもない、「いつび」らしい作品を求めて、一人で気ままに。
そんな「いつび」の織りと色の世界を楽しんでいただきたいと思います。

2020年7月1日水曜日

モノトーンの糸などなど


10日以上、ブログの更新をさぼっていました。さぼって・・というとちょっと違うのですが、色々多忙で・・・(これは言い訳ですね)
織りに関して、何もしていなかったわけではなく、むしろ色々と・・・。
そんな中でも、ふと「モノトーンの糸」を使って、ストールを織ろうかな、と思い立ち、いつものことですが、何故か3本経糸を整経しました。


綿糸です。黒とチャコールグレーとブルーとパープルとシルバーグレー等の糸を使いました。こうやって並べると、違いがあまり分かりませんが、織ればおのずと違いも分かるかと思います。











先ずは、左の整経した糸から。
モノトーンのものは、随分久しぶりですし、そもそも黒系はほとんど織らないことにしています。








 何故かというと、「黒」という色は、発散でなく、吸収する気を持っているから。とにかく重いです。織るのに疲れます。3本すべて織り上がるのには、いつもと違って少し時間がかかりそう。


ということで、やさしい色調の経糸を整経しました。両方ともピンクや白や薄紫が入ったもの。グリーンが入ったのは、頼まれたストール。ブルーを入れたのは、ついでに自分用の夏のストールにします。









こちら、ブルーを入れた自分用のを先に織りました。黒と違って、さくさく織れます。
もう、完成!!





小さいサイズなので、この季節、重宝します。















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