「いつび」から

東京の下町に工房を構え、ゆるゆると織物を織っています。
制作しているのは概ね「ストール」。
和でも洋でもない、「いつび」らしい作品を求めて、一人で気ままに。
そんな「いつび」の織りと色の世界を楽しんでいただきたいと思います。

2021年2月24日水曜日

再びラムウール

思うところがあり、再度ラムウールの糸を使ってストールを織りました。
普通は双糸を使っているのですが、今回は余っている単糸を2本取りで色を楽しみたいと考えて。


何色あるのかもうわからないくらい思いつくままに整経







単糸は、撚りが強くてくちゅくちゅしてしまうので扱いが結構大変!
でも、機にかけてしまえばこのとおり、大丈夫です。







織り上がり。まあ!何色使ったかしら?
余り糸様様です。








ちょっと失敗したのは、平織と綾織りを混ぜて織ってみたこと。
横幅が一定でなくなり・・・(そりゃそうだけれど)。自分用です。






 

2021年2月12日金曜日

(ワークショップの糸を使って)シルクのストール

 1月のワークショップは、参加者の希望もあり、シルクの糸を使って実施しました。プチ・レラ(卓上機)でシルクの糸を使うのは、そういえば初めて!!出来るだけ織り易そうな糸を選び(つるつるでないもの。細くないもの)ました。しかし、今回は時間がなかった(言い訳)のもあり、サンプルを織らなかったので、実際どんな感じか完全には把握しておらず・・。

経糸を張り、少し織り始めたところで終了となり、続きは各自持ち帰って自宅での作業となりました。


家に帰って、参加者が持ち帰った糸で足りるのか?少々心配だったので、今回使った糸で私も織ってみることに・・遅ればせながら・・・

皆さんが使わなかった黄色をメインに整経










プチ・レラ(卓上機)ではなく、普通にいつもの機を使って織ります。












織り上がり。緯糸に使った黄色い糸が足りなくなったので、途中でサーモンピンクに変更。












やはり想像していたよりも糸の量が必要でした。サンプル制作は必要だな・・・と反省。
参加者のみなさんに使用糸の状況を確認したところ、無事織り上がったとのこと。とりあえずは良かった!














(おまけ)

四角い籠に、きっちり収まって眠る猫たち。