「いつび」から

東京の下町に工房を構え、ゆるゆると織物を織っています。
制作しているのは概ね「ストール」。
和でも洋でもない、「いつび」らしい作品を求めて、一人で気ままに。
そんな「いつび」の織りと色の世界を楽しんでいただきたいと思います。

2021年9月22日水曜日

10月のワークショップ(予定)

 少し早いですが、10月のワークショップは、9月に織る布を使って何かこれまでにやっていなかったことにトライしてみようかと考えています。

9月のワークショップは、経糸の2色交差を練習しますが、織り上がった布の縮絨を強くして、何か小物を作ってみようかと・・・・。


織り上がりの布を裁断して(縮絨を強くかければ、カットしてもほつれなくなります)、制作中。

ナナンさんが作業テーブルの上でお昼寝真っ最中。







ミシンも持っていないので、何でも手縫いな私ですが。

今回は、一番簡単そうな「眼鏡ケース」を作ってみます。もちろん、アイデア次第で、何でも作れますよ。

経糸の2色交差の柄が上手く出るように。

黄色とチャコールグレーの組み合わせは、私の好きなひとつ!







(今日のおまけ)

ハロウィン用のブローチを作りました。かなり怖い出来上がりです・・・閲覧注意!!


一応、猫のつもりでしたが、結局のところ「蝙蝠」にしました。
一見怖いですが、見慣れるとなんだか愛着がわいてくるものです。
これを着けて、あちこち行くつもり。


2021年9月11日土曜日

9月のワークショップ

 9月のワークショップは、「経糸の2色交差」をテーマにする予定です。サンプルの制作をしたのですが、記憶をたどりながらの作業中、大変な間違いに気づき、大慌てでリカバリ。何とかなりましたが、自分が習った時の機と現在ワークショップで使っている機の違いを意識しなかったのが大きな失敗のもとでした。織り機は概ね同じ仕組みですが、ちょっとした違いが経糸張りに影響してくるもの。いけない・・いけない・・。


経糸を交差させるという手間のかかる作業です。交差しているのがはっきりわかるように色も極端に違えて。








今回は、黄色、濃い緑、チャコールグレー、ピンクの4色を使いました。サンプルですから、はっきりと違いがわからないと・・

考えてみると、すごい色の組み合わせかもしれませんね(笑)





織り上がりました。満身創痍の織り上がりです。これから縮絨して、傷跡が見えないようにしないと!!






黄色とチャコールグレーの組み合わせが結構良い感じだと思います。