「いつび」から

東京の下町に工房を構え、ゆるゆると織物を織っています。
制作しているのは概ね「ストール」。
和でも洋でもない、「いつび」らしい作品を求めて、一人で気ままに。
そんな「いつび」の織りと色の世界を楽しんでいただきたいと思います。

2019年2月28日木曜日

雛祭り準備

今年も3月が近くなり、実家のお雛様を飾る作業を27日にしてきました。
今年は、日程が丁度良くとれるタイミングらしく、大安に飾り付けをすることができました。(あまり、気にしていないのですが・・・)


〇十年前の七段飾り。
一昨年?、あまりに緋毛氈がヨレヨレになったので、岩月まで買いにいった折、最近のお雛様はどんな感じなのか見物してきました。着物の感じも顔つきも、すっかり現代風?なものが多く、ちょっとびっくりでした。
家のお雛様は、古いので・・・と思っていたのですが、なに!!飛んでもなく美しい作りではありませんか。
お内裏様の刀は、鞘から刀が抜ける作りになっているんですよ。細部に亘り、手作業が光っています。それに、プラスチックなぞひとつも使っていない!!(セルロイドっぽいところは少しあるようですが)









お内裏様。映っていませんが、右側に置いてある雪洞は、破けてしまっているところがあって、どう修理したらよいものやら・・







イケメンでしょう。







             
          今風のお雛様の顔とは少し違います。












こちらもかなりな美形

本当にきれいなお顔です。

母が毎年欠かさず飾り続けてきたのを、数年前から私が引き継ぎ、時期になると実家の2階の部屋に飾っています。
私の現在の住居はマンションなので、収納場所も飾る場所もありません・・とほほ。
〇十年前のお雛様たち、そろそろ終の棲家の段取りも考える今日この頃。
長い間、私たちに寄り添ってきてくれたことへの感謝と、可能なら他の方達にもその優しさを分けられる場所があったら・・と。幼稚園とか老人ホームとか?公の場所で、大切にしてもらえる場所はないかな・・と。
どこか心当たりのある方がいらっしゃったら、是非お知らせください。





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